LENDEXが自社のブログで「貯金に関する実態調査」を公開しました。
日本の政治はこのままで大丈夫なのか?
かなり危機感を感じさせる内容です。
詳しく紹介します。

日本ヤバいっす!
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貯金に関する実態調査
LENDEXとは?
LENDEXは2017年7月から運営している老舗のソシャレン業者です。
9~10%の高い利回りで根強い人気を誇っています。
これまでに元本毀損は起きていません。
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 元本毀損とは?
そのLENDEXが「貯金に関する実態調査」を公開しました。
調査時期は8月7日、調査対象は20~60代の男女300名です。

以下、内容の一部を紹介します。

見ていきましょう!
現在の貯金額
現在の貯金が3千万円以上の人が14.7%いる一方で、ゼロの人も11.3%います。
円グラフにすると一目瞭然ですが、貯金1千万円以上と100万円未満がそれぞれ3分の1ずつです。
所得や経済的余裕など、経済面での2極化が進んでいることの現れでしょう。
同時に、将来計画や資産をどうするかといった、問題意識の有無も2極化しているのかもしれません。

将来のこと、何も考えてないみたいな。
貯金の目的
防御のための貯金
僕が衝撃を受けたのが貯金の目的です。
老後と病気、失業などへの備えで実に7割。
好きな車を買うためとか、海外旅行に行くためといった、使うための貯金がゼロ。
貯金の目的が守りになっています。
将来不安の解消が急務
参議院選挙では与党の定額給付と野党の消費減税が争点となっていましたが。
LENDEXの調査を見る限り、国民の多くは使うことよりも守ることに意識が向いています。
2万円を配っても貯金に回るだけ。
消費税を5%に下げても、その分が果たして消費に回るのか?
回らないでしょう、僕は回しませんよ。

投資に回します!

消費しなよ。
将来不安を解消しない限り、バラ撒いても減税しても消費は増えない。
与野党ともに、まずは将来不安対策をすべきではないでしょうか?
手取りに対する貯金額の割合
毎月の手取り収入の内、どれくらいを貯金に回せているかです。
貯金せずと10%未満で半数を超えています。
これおそらく毎月いくら貯金に回すか以前に、定期的な貯金自体ができていないのでは?
ちょっと余ったときや、ボーナスを貯金に回しているのだと思います。
貯金や資産形成についての金融教育をもっと充実させてほしいですね。
貯金を増やすための行動
貯金のために生活縮小
今後1年間で、どうやって貯金を増やすかです。
支出の見直し、固定費の見直しといった、節約による貯金増が8割を超えています。(複数回答)
物価上昇によるデフレ脱却
依然として節約意識は強いということでしょう。
一部の経済評論家はデフレ脱却と言っていますが、物価が上がって強制的にインフレになっているだけですよね。
国民の多くは以前と変わらずデフレマインドで、消費活性化によるインフレなんて夢のまた夢だと思います。
金融教育の強化を
もう一つ注目したいのは、貯金を増やすために資産運用という人が4分の1いる一方で、特に何もしないという人も4分の1いる点です。
資産運用が4分の1って少なすぎでしょ?
何もしない、こういう人が貯金ゼロで貧困老人になり、生活保護受給で社会保障費を増大させるわけです。
資産運用、資産形成、投資、このあたりの金融教育を小学校から高校まで、12年かけてガッツリやるべきでは?

生きるために必要な知識だよね。
ヤバいぞ、日本!
以上、LENDEXの調査結果を見てきました。
貯金額は100万円未満と1千万円以上で2極化、おそらく貯金への意識も2極化。
防御のための貯金で消費は増えず。
節約一辺倒でデフレマインドは変わりそうにない。
この国、大丈夫ですかね?
この状況を変えるのに必要だと思うのが、将来不安の解消と金融教育の強化。
与野党一致団結して実現してほしいです。

国民のための政治をしてほしい。
なお、LENDEXの調査では毎月の貯金額なども公開されています。
調査結果に対する分析も興味深い内容です。
ぜひ、読んでみてください。


オススメです!
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