ジョイントアルファの堅さの理由はグルグルインカムの他にもある

堅い案件として安全重視派から人気のジョイントアルファ。

これまでグルグルインカム型の案件であることが堅さの理由とされてきました。

しかし実は他にもう一つ堅さの理由があります。

もしかしたらこちらが本命かもしれません。

ジョイントアルファの知られざる堅さの理由を解説します。

 

 

 

第2の柱を支えるジョイントアルファ

 

堅さで人気のジョイントアルファ

 

ジョイントアルファの運営会社は東証スタンダード上場の穴吹興産です。

創業50余年、年商1千億円の上場企業系の堅い業者ということで、安全重視派の投資家から支持されています。

プチ解説 上場企業系とは？

 

堅さの理由はグルグルインカム

ジョイントアルファでは運用期間の最後で穴吹興産が投資対象物件を買い戻し、その代金で投資家に元本を償還するのが基本です。

そして、買い戻した物件で新しい案件を組成し、募集が行われます。

プチ解説 運用期間とは？

プチ解説 元本とは？

プチ解説 償還とは？

プチ解説 組成とは？

 

つまり、穴吹興産が倒産しない限り、

が、グルグルと続く。

これが続く限り元本が戻ってくるガチ堅案件ということです。

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taroblog.net

2024.05.17

 

中古マンション買取再販事業

主力事業は分譲マンション事業

 

穴吹興産は西日本で高い知名度を誇るマンション開発業者です。

アルファシリーズの分譲マンションの開発、販売を主力事業としています。

ただ、今後の人口減少を踏まえると、マンション開発事業の先行きは安泰とは言えません。

そこで穴吹興産はマンション開発に続く、事業の第2の柱を育てようとしています。

 

中古マンション買取再販事業

その第2の柱として期待されているのが中古マンション買取再販事業です。

プチ解説 区分マンションとは？

 

個人のマンション投資を法人でやるイメージです。

 

ジョイントアルファが第2の柱の一環に？

僕はこの中古マンション買取再販事業にジョイントアルファが活用されているのではないかと思っています。

 

ジョイントアルファのエリア分散型案件

現在のジョイントアルファの主力はエリア分散型案件です。

 

エリア分散型案件では複数の入居中のマンションを取得します。

そして、運用中に得られた賃料を投資家に分配し、最後は穴吹興産が買い戻しです。

プチ解説 分配とは？

 

中古マンション買取再販事業の一環では？

エリア分散型の投資対象のマンションですが、もしかしたら中古マンション買取再販事業で取得したマンションでは？

さきほどの説明では取得したマンションは売却するまで穴吹興産が保有します。

それを穴吹興産の代わりにジョイントアルファで保有するような形にしているのかも？

 

穴吹興産がマンション10戸を2億円で取得した。

その2億円をジョイントアルファの投資家のお金に置き換えると、穴吹興産は2億円の資金が浮きますよね？

その2億円を他の事業に回せます。

 

戸数ベースで全体の6.6％

2025年6月期決算によると、穴吹興産が中古マンション買取再販事業で保有しているマンションは1,135戸です。

これに対し、運用中のエリア分散型案件の投資対象物件は合わせて75戸。

穴吹保有1,135戸の6.6％にあたります。

事業対象の6.6％の保有を、ジョイントアルファの投資家が支えているような感じです。

 

ジョイントアルファがさらにガチ堅に

以上は僕の推測にすぎませんが。

もしそうであれば、穴吹興産の第2の柱の6.6％をジョイントアルファの投資家が支えていることになります。

その投資家にジョイントアルファで損をさせるとどうなるか？

投資家がジョイントアルファから一斉に手を引き、第2の柱を支える人がいなくなってしまいます。

穴吹興産がそんな事態を招くとは考えにくい。

ジョイントアルファで投資家に損をさせる可能性は限りなく低いのではないでしょうか？

ジョイントアルファの堅さがさらにパワーアップしているのかもしれませんね。