【2026年5月6日更新】
LIFULL不動産クラウドファンディングは東証プライム上場企業系の業者です。
他社にはない独特の仕組みから高い安全性が期待できます。
詳しく解説します。

安全重視の業者です!
見落としている業者がきっとあります!

タップできる目次
LIFULLクラファンの概要

まず最初にLIFULL不動産クラウドファンディング(以下、LIFULLクラファン)はどんな業者かを解説します。
プチ解説 業者とは?
基本情報

LIFULLクラファンの基本情報は以下の通りです。(2026年5月6日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向)
| サービス名 | LIFULL不動産クラウドファンディング |
|---|---|
| 運営会社 | LIFULL Investment |
| 運営開始 | 2024年8月 |
| 累計調達額 | 5億8,110万円 |
| 利回り | 6.0~8.0% |
| 運用期間 | 12~18カ月 |
| 最低投資額 | 1万円 |
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 運用期間とは?
プチ解説 最低投資額とは?
LIFULLクラファンは不動産クラウドファンディングと呼ばれる投資です。
投資の仕組みや流れ、特徴などについては、こちらの記事を参照してください。

運営会社と経営者
運営会社はLIFULL Investment
LIFULLクラファンを運営するのはLIFULL Investmentです。
LIFULLの100%子会社で、グループの金融事業やファンド運営事業を担当しています。

| 商号 | 株式会社LIFULL Investment |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区麹町1丁目4-4 |
| 代表者 | 市川 和也 |
| 設立 | 2012年10月1日 |
| 資本金 | 2億1,156万円 |
LIFULLとは?
LIFULLは不動産情報サービス大手で、東証プライム上場企業です。
不動産情報サイトの「LIFULL HOME’S」を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

LIFULL HOME’Sのアプリは100万回以上ダウンロードされており、多くの会員が利用しています。

上場企業系の業者ってことね。
プチ解説 上場企業系とは?
LIFULLの経営状況
LIFULL Investmentの経営状況は公開されていません。
親会社であるLIFULLの2025年9月期の売上高は281億円でした。(単位:百万円)
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 純資産 | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 35,857 | ▲6,644 | 28,413 | 61.9% |
| 2022年 | 35,730 | 1,672 | 30,991 | 63.6% |
| 2023年 | 36,405 | 1,959 | 32,554 | 63.7% |
| 2024年 | 26,312 | 3,027 | 24,105 | 58.5% |
| 2025年 | 28,127 | 3,815 | 26,022 | 63.6% |
経営者は市川和也氏
LIFULL Investmentの経営者は代表取締役の市川和也氏です。

市川氏は1965年生まれで、1988年に日本リースに入社しました。
その後、バークレイズ銀行、メリルリンチ証券、UBS証券に転職。
2017年にクラウドファンディング事業を展開するJGマーケティング(現LIFULL Investment)に入社し、投資営業部長を務めました。
2018年に取締役に昇格した後、2021年に代表取締役に就任し現在に至ります。

金融業界が長いんだね。
LIFULLクラファンの特長
LIFULLクラファンは他の業者とは異なる特長を持っています。
募集業務に特化
普通の不動産クラファン業者は案件の組成から運用まですべてを自社で行います。
組成
↓
募集
↓
運用
プチ解説 組成とは?
プチ解説 運用とは?
案件づくりから募集、運用まで、すべて自社です。

それが普通よね。
これに対し、LIFULLクラファンがやるのは募集だけです。
組成
↓
募集
↓
運用
他の不動産業者が作った案件の募集だけを代行し、運用はその業者がやります。
逆に言うと、業者がLIFULLクラファンに募集だけ委託する形です。

なぜそんなことを?
プチ解説 分配とは?
プチ解説 償還とは?
不動産クラファンは難易度が高い
不動産クラファンをやるには、まずシステムの導入で数百万円から1千万円以上かかります。
さらに、集客にはそれ以上のコストがかかる上、ノウハウも必要です。
このため、案件の組成と運用はできるけれど、不動産クラファンを使った募集はできない。
そんな不動産業者が多いのです。

もったいないよね。
LIFULLの強み
そこでLIFULLクラファンの登場です。
LIFULLは不動産が本業であり、資金も豊富にあります。
また、アプリのダウンロード数は100万回以上。
集客力は十二分です。

ネット募集を代行
そこで、LIFULLクラファンが不動産クラファンのシステムを用意し、集客も行う。
そして、募集を代行します。
組成:不動産業者
↓
募集:LIFULLクラファン
↓
運用:不動産業者
案件の組成と運用は不動産業者が担当。
彼らができない不動産クラファンの部分だけ、LIFULLクラファンが代行するということです。


募集と集客は任せとけと。
不動産クラファンの楽天市場
案件の組成と運用はできるけれど、不動産クラファンはできないという不動産業者は多数あります。
そんな多数の業者が作った案件を、LIFULLクラファンで募集する。
つまり、LIFULLクラファンは様々な不動産業者の案件が並ぶ、不動産クラファンの楽天市場になるということです。


クラファン市場って感じね。
募集状況
LIFULLクラファンの募集状況を解説します。
募集実績
まず募集実績です。(2026年は4月募集分まで)
年ごとの募集額にかなり波があります。
| 期間 | 案件数 | 募集額 |
|---|---|---|
| 2024年 | 1件 | 1億8,500万円 |
| 2025年 | 2件 | 8,060万円 |
| 2026年 | 2件 | 3億1,550万円 |
募集頻度と1回あたり募集額
次に月平均の募集回数と1回あたりの募集額です。(2026年は4月募集分まで)
| 期間 | 月平均募集回数 | 1回あたり募集額 |
|---|---|---|
| 2024年 | 0.3件 | 1億8,500万円 |
| 2025年 | 0.2件 | 4,030万円 |
| 2026年 | 0.5件 | 1億5,775万円 |
募集頻度、1回あたりの募集額も年ごとの差が大きいです。
まだ安定的に募集できる状況になっていないと感じます。
償還実績
投資家のお金はどのくらい戻ってきているか、償還実績を見てみましょう。(2026年5月6日現在)
| 区分 | 金額 | 構成比 |
|---|---|---|
| 累計調達額 | 5億8,110万円 | 100% |
| 内、償還済み | 8,060万円 | 13.9% |
| 内、運用中 | 5億50万円 | 86.1% |
プチ解説 償還とは?
2つの大型案件がまだ運用中のため、償還率は10%台にとどまっています
ただし、これまでに償還の遅れは起こっていません。

それを聞いて安心。
利回りと運用期間
直近1年間(2025年5月~2026年4月)に募集された案件の利回りと運用期間を解説します。
利回り
利回りは最低6.0%、最高8.0%、平均7.0%です。
| 利回り | 案件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 6%台 | 1件 | 50.0% |
| 8%台 | 1件 | 50.0% |
これまでで最も低い案件でも5.5%でした。
上場企業系としては高めの利回りと言えます。
平均利回りの推移
次に平均利回りの推移です。(2026年は4月募集分まで)
| 期間 | 平均利回り |
|---|---|
| 2024年 | 5.5% |
| 2025年 | 6.0% |
| 2026年 | 7.0% |
利回りは6%の案件が多いです。
これまでに8%の案件が一度出たことがあります。
運用期間
運用期間は最短12カ月、最長18カ月、平均15.0カ月でした。
| 運用期間 | 案件数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 12カ月 | 1件 | 50.0% |
| 18カ月 | 1件 | 50.0% |
過去すべての案件で見ても最短で9カ月、最長で22カ月と長めです。
手数料
LIFULLクラファンの手数料は以下の通りです。
| 項目 | 金額 | |
|---|---|---|
| 会員登録 | 無料 | |
| 口座維持 | 無料 | |
| 投資申込 | 無料 | |
| 退会 | 無料 | |
| 入金時の振込手数料 | 投資家負担 | |
| 出金時の振込手数料 | 無料 | |
プチ解説 会員登録とは?
プチ解説 入金、出金とは?
LIFULLクラファンの入金先はGMOあおぞらネット銀行の口座です。
ですので、GMO銀行から振り込めば入金時の振込手数料も無料になります。


GMO銀行おすすめです!
●公式サイト:LIFULLクラファン
LIFULLクラファンのデメリットとリスク

ここからはLIFULLクラファンの良くないところを見ていきましょう。
案件の組成と運用は非上場企業
LIFULLクラファンは上場企業系なので一定の信頼性が期待できます。

しかし、LIFULLクラファンで募集される案件を組成、運用する業者は、多くが非上場企業です。
- LIFULLクラファン=上場企業系
- 組成、運用する業者=非上場企業
組成、運用する業者にも上場企業並みの信頼性が期待できるわけではありません。
投資する際にはどんな業者なのか必ずチェックしましょう。
募集は抽選方式
LIFULLクラファンの案件募集は抽選方式だけです。
先着方式での募集はありません。

抽選弱者にはキビシイ…
ただし、これまで募集された案件では抽選倍率は1.0~1.1倍にとどまっています。
プチ解説 抽選方式と先着方式とは?
事前入金が必要
LIFULLクラファンは応募する前に入金が必要な事前入金方式です。
このため、次のような問題が起こります。
- 事前に入金した
- 落選で投資できなかった
- 資金が寝る
プチ解説 事前入金とは?
ただし、出金時の振込手数料はLIFULLクラファンが負担です。

でも、入金時の振込手数料がムダになるよね…
デポジット口座方式
デポジット口座とは?
LIFULLクラファンで会員登録をすると、LIFULLクラファン内に投資家専用のデポジット口座が開設されます。
ここに事前に入金し、そのお金で案件に応募する仕組みです。

メリットだとアピール
案件の運用が終わると分配金と元本はデポジット口座に入金されます。

その資金を使って別の案件に投資できるので、投資のたびに銀行から振り込まずに済む。
この点をLIFULLクラファンはデポジット口座のメリットだとアピールしています。

デメリットのほうがはるかに大きい
しかし、現状では数カ月に1回しか募集されないため、長期にわたって資金が寝ることになります。
また、LIFULLクラファン以外の業者に投資するには、わざわざ出金しなければなりません。
手数料は無料ですが、出金まで最大5営業日かかります。

急に良い案件が出たら間に合わない。
デポジット口座はメリットよりもデメリットのほうが圧倒的に大きい。
分配金、元本は投資家の銀行口座に直接入金される方が便利です。

デポ口座、不便です!
●公式サイト:LIFULLクラファン
LIFULLクラファンのメリットと特長

次にLIFULLクラファンの良いところです。
運営会社が上場企業系
運営会社のLIFULL Investmentは東証プライム上場企業であるLIFULLの100%子会社です。
上場企業系なので一定の信頼性が期待できます。

LIFULLクラファンが業者と案件を審査
どんな不動産業者でもLIFULLクラファンで案件を募集できるわけではありません。
LIFULLクラファンが3つの観点から業者と案件を審査しています。
- 対象不動産の評価
- 事業者の適格性
- 利害関係取引の有無
不動産に関する豊富な知識と経験を持つLIFULL。
その審査を通過した業者と案件だけが募集されるので、相応の安全性が期待できるでしょう。

変な業者と案件は募集されない。
分散でリスクを低減できる
LIFULLクラファンを利用すると、複数の業者の案件に投資することが可能です。
このため、分散投資となり安全性が高まります。

プチ解説 分散投資とは?
利回りが高め
LIFULLクラファンの利回りは6.0%前後です。
上場企業系の業者としては高めです。

上場系は3%台が多いよね。
分別管理は信託保全
普通の分別管理は安全ではない
多くの不動産クラファン業者で、投資家の資金は業者の資金と分けて保管(分別管理)されます。
しかし、通帳は業者が持っているので、業者が勝手に引き出すことが可能です。

また、業者が倒産すると資金は破産管財人に差し押さえられ、たいていは戻ってきません。
普通の銀行を使った分別管理は安全ではないのです。
LIFULLクラファンは信託保全
LIFULLクラファンでは分別管理は信託銀行での保管(信託保全)です。
信託保全では弁護士などが受益者代理人に任命され、資金の動きを監視します。
このため、業者が勝手に引き出すことはできません。

また、業者が倒産した際も信託保全であれば差し押さえはできません。
LIFULLクラファンの分別管理は信託保全なので、他の業者より安全性が高いです。

ここまでメリットでした!
●公式サイト:LIFULLクラファン
LIFULLクラファンでの投資実績と体験談

LIFULLクラファンでの僕の投資実績を公開します。
LIFULLクラファンでの投資実績
これまでに投資したのは以下の案件です。
| 投資時期 | 案件 | 投資額 |
|---|---|---|
| 2025年4月 | みんシェア27号 宮崎 | 50万円 |
| 2026年2月 | TRINITY 6号 | 50万円 |
募集が少ないこともあり、まだ2案件しか投資できていません。
27号宮崎はすでに償還されています。
LIFULLクラファンでの体験談
募集担当業者として優秀
ここまで説明してきた通り、LIFULLクラファンは案件の募集を担当します。

しかし、単に募集を代行して案件を右から左に流すだけではありません。
上場企業であるLIFULLの看板で募集して大丈夫か、案件の安全性や健全性を事前に調査しています。
この調査が非常に詳細です。
例えば僕が投資したTRINITY6号では以下の項目が調査されています。
- 業者の財務状況
- 業者の業務遂行能力
- 事業計画の妥当性
- 募集する資金使途の妥当性
- 分別管理方法の妥当性
- 出口戦略の妥当性
つまり、ちゃんとした業者のちゃんとした案件かということです。
しかも単に書類をチェックするだけではなく、業者を訪問しヒアリングも実施しています。
「ここまで調べてGOサインを出したならば安全性は高いだろう」と安心できる内容です。
実際に投資した立場から見て、募集担当業者として非常に優秀だと思います。
投資家のニーズをつかめていない
一方で運用期間が長めであること、投資対象物件がグループホームや地方の1棟マンションなど、多くの投資家が求める条件を外しています。
また、事前入金のデポジット口座方式であること、それを改めようとしないことなど、柔軟性に欠けるところも残念です。
案件がなかなか出ないのも、もしかしたら慎重すぎるからなのかもしれません。

大企業病的な。
実力を発揮できていない
上場企業系で信頼性も高いですし、調査など仕事もしっかりしています。
投資家が求める案件を量産し、人気業者になるだけのポテンシャルは十分に持っている業者です。
その実力を発揮できる日が来ることを期待しています。
●公式サイト:LIFULLクラファン
LIFULLクラファンのまとめ

以上、LIFULLクラファンについて見てきました。
たまに投資できる優良業者
東証プライム上場のLIFULLの子会社ということで信頼性が高いです。
業者と案件の事前審査も万全で、安全性の高さが期待できます。
それでいて6%前後の利回りですので条件は良いでしょう。
案件がたまにしか出ないのが弱点ですが、それと案件の善し悪しは別の話。
たまに投資できる優良業者として活用しましょう。

今後も投資します!
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