ソシャレン、不動産クラファンを使ったFIREは有効ではあるものの、南海トラフ地震を考えるとリスクも。
他に良い投資商品はないだろうか?
Xで問いかけたところ、いくつか提案をいただいたので紹介します。

FIRE目指しましょう!
ソシャレン、クラファン、全業者リスクとでチェック!

タップできる目次
ソシャクラFIREに代わる投資商品
ソシャクラFIREとは?
4%ルールの落とし穴
FIREでよく見るのが4%ルールですよね。
4%程度の利益を見込める投資商品で資産運用をするというものです。
しかし、4%ルールには大きな落とし穴があります。
こちらはS&P500の過去5年間のチャートです。
4%を超える上昇の年もあれば、マイナスの年もある。
4%は長期で見たときの平均であって、毎年確実に4%の利益を受け取れるわけではないのです。
プチ解説 利回りとは?

4%分の現金を受け取れない年もある。
ソシャクラでFIRE
そこで僕が考えるのが、ソシャレン、不動産クラファンを使ったFIREです。
元本1億円でGALA FUNDINGやジョイントアルファなど、上場企業系ガチ堅業者の利回り3~4%の案件に投資します。
こうすれば税引前で毎年300~400万円が入ってくるので、老後は安泰です。
ソシャクラFIREってけっこう実現性が高いと思っています。
プチ解説 上場企業系とは?
プチ解説 業者とは?
プチ解説 案件とは?

1億到達の実現性がw
ソシャクラFIREだけはリスキー
ただ、堅い業者で3~4%となると、不動産クラファンが中心になるでしょう。
南海トラフ地震や不動産不況が起きると大打撃確実です。
特に南海トラフ地震は今後30年以内に起きるという説もあり、FIRE中に現実化する可能性も。
ソシャクラFIREだけというのは、かなりリスキーだとも思うのです。
Xで聞いてみた
そこで他に良い投資商品はないかXで聞いてみました。
3~4%の利益を「毎年」得られる投資商品って何かないですかね?
資産1億で税引前300~400万円入ってくれば老後は安泰、ソシャレン、不動産クラファンで3~4%ならリスク低めで実現可能
でも、南海トラフとか考えるとソシャクラ一点張りは怖い毎年チャリンと3~4%入ってくる、何かないですかね?🤔
— タロウ@ソシャレン・不動産クラファン投資家 (@viviri_man) September 9, 2025
フォロワーさんからいくつか提案があったので紹介します。

ありがとうございました!
現物不動産
「それこそまさに現物不動産投資では!」とのご意見が。
なるほど、札幌や福岡など南海トラフ地震の影響が軽微な地域で、区分マンションなどに投資。
最低でも利回り4~5%は狙えますよね。
僕は理由があって現物はパスなのですが、分散投資先の一つとして現物不動産はありだと思います。
プチ解説 区分マンションとは?
プチ解説 分散投資とは?
複数の高配当国内株式をミックス
国内の高配当株の利回りは3~4%くらいです。
毎年3~4%がチャリンとお財布に入ってきます。
しかし、値動きによっては元本割れのリスクも!
プチ解説 元本割れとは?

資産が減るよね…
そこで、高配当の国内株を10銘柄とか20銘柄とか保有して、全体で含み益がある状態を目指すというものです。
これならばトータルで資産額を守りながら、毎年チャリンと3~4%ゲットできます。
問題は株を選ぶ眼力が僕にあるかですが。苦笑
米国高配当株ETF
アメリカの高配当株に分散投資する投資信託です。
高配当株の幕の内弁当のようなもので、上場しているため日々売買できます。
代表的な銘柄には「バンガード・米国高配当株式ETF」などがあり、配当利回りは3%前後です。
半期ごとや四半期ごとに配当金が支払われます。

年に何回かチャリンと。
ただ、小幅とは言え値動きがあること、さらに為替リスクがあることが難点でしょうか。
値動きでハラハラドキドキしたくない自分にはちょっとなぁ…

豆腐メンタルです…
米国バランス型ETF
こちらは米国株に米国債を組み合わせた上場投資信託です。
フォロワーさんがご紹介くださった「NF・米国バランス保守型ヘッジ有ETF」の場合、米国株25%、米国債75%に配分します。
リンク先にチャートがありますが、国債が入るため値動きが非常に小さいです。
その代わり利回りが3%足らずになってしまいます。
でも、ポートフォリオの一つにこういうのを組み込むというのは、ありかもしれませんね。

分散先の一つとして。
iFreeHOLDメキシコ国債
え~、新興国国債!と思ったのですが。
予定が10%の国債なので、最悪でも3~4%は確実ではないかとのこと。
なるほど、高利回り商品の最悪ラインを想定するという手もありですね。
ただ、こちらは利子が再投資に回されるので、毎年のチャリンはありません。

日本国債30年債
超意外だったのがこれです。
国債って低利回り投資の代名詞だと思っていたのですが、なんと30年債は利回り3%を超えています!
日本国債ならば為替の影響はないですし、SBI証券とかで買えますし。
東日本大震災のときも利回りがほとんど変動してないんですよね。
南海トラフ地震の影響も受けにくいかも?
まさか国債が投資の候補に入る時代が来るとは思ってもいませんでした。
選択肢を増やそう
以上、ソシャクラFIREに代わる投資商品を紹介しました。
今回、一番ビックリしたのは、みんなよく知ってるなぁと。
恥ずかしながら現物不動産と日本国債以外、ぜんぜん知りませんでした。

同じく。
どれか一つが正解というわけではないですし、安全性を考えれば複数の投資商品に分散させるべきですし。
僕がFIREするのはずっと先でしょうから、興味の対象を広げて勉強し、投資の選択肢を増やそうと思います。
ご提案いただいたフォロワーのみなさん、ありがとうございました!

がんばります!
コメント
毎回、楽しく拝見しています。「ソシャクラFIREに代わる投資商品を紹介」について、債券を紹介されていましたが、私がしている債券商品についてご紹介します。
それはSiiibo証券が取り扱っている私募債の「定期換金債」です。
利率は、4%~6%前後です。そして定期換金ができる仕組みが備わっており、債券特有の中途換金時の元本割れが抑えられている点が評価できます。
また、税制的のも源泉徴収の分離課税であり雑所得でない点も個人的には好きな点です。
関係者ではありませんが、リスク分散の一つの選択としていかがでしょうか?
こんにちは~
こんなのあるんですね、まったく知りませんでした。Siiiboを使ったことがなくサラッと見ただけですが、リスクがあるとしたら社債発行企業の信用リスクくらいでしょうか。ちょっと検討してみようと思います。
しっかしまぁ、みなさんよくご存知ですね~、舌を巻きます。
ありがとうございました!
実際に口座開設してみると、主にベンチャー企業が中心で、IPO予備軍が多い印象です。その会社の決算(過年度)や事業計画とSiiibo証券が委託している会計監査法人が評価し提出し閲覧できる「財務デューデリジェンス報告書」を見て、投資家は購入判断しています。
また最近、新たなサービスとして複数の会社が発行している私募債を個人にまとめた形にして販売している「おまとめ債」は個別の信用リスクを分散してほしい要望に応えた商品もあります。
購入後の体験話ですが、利金の着金も償還資金の拘束日数も2、3日くらいです。また中途換金も過去の経験では購入後半年くらいで換金した事もありますが、元本も無事に戻ってきました。そんな定期換金債券は面白いと思いますよ。ぜひご検討ください。
良かったらご紹介プログラムのアドレスを活用してみてください。
https://app.siiibo.com/signup?referrer_code=08623F54
詳しくご説明くださり、ありがとうございます。
なるほど、証券会社がやっていることもあり、情報開示はしっかりしてそうですね。
僕はリスク全拒否の安全超最優先派なので、ベンチャーはちょっと腰が引けるところが正直あるのですが、食わず嫌いは良くないので、いろいろ見てみようと思います。
紹介プログラムの件、実はコメントを読んだあと、すぐに調べて会員登録しようと思い、Xで紹介プログラム一緒に1万円ゲットしましょう~とポストしたんです。
そしたらフォロワーさんがURLをくれまして、それで会員登録しちゃいました、ごめんなさい!