日本のソシャレン史上、最大の被害を生んだグリーンインフラレンディング事件が終結しました。
僕は運好く被害に遭わずに済みましたが、それはグリフラに違和感を感じたからです。
ソシャレン、不動産クラファン投資で大切だと感じるに違和感ついて考えます。

ん?という感覚を大切に!
ソシャレン、不動産クラファン、すべての業者のリストです!

タップできる目次
違和感が被害を防ぐ

グリフラ事件終結
グリーンインフラレンディング(以下、グリフラ)は10%を超える高い利回りで人気を博したソシャレン業者です。

プチ解説 業者とは?
しかし、2018年6月から大半の案件で分配、償還の遅延が起こり、100億円を超える元本毀損を発生させました。
今年10月におそらく最終となる配当が決定し、7年に渡った騒動に終止符が打たれます。
プチ解説 案件とは?
プチ解説 分配とは?
プチ解説 償還とは?
プチ解説 遅延とは?
プチ解説 元本毀損とは?

長かった…
僕がソシャレンを始めたのは2018年6月4日ですが、実はそのときに投資しようとしていたのがグリフラの案件でした。

そんな僕にギリギリで投資を踏みとどまらせ、今でも大切にしている安全対策、それが「違和感」です。

違和感?
感じた違和感
匿名化時代のソシャレン
当時のソシャレンでは「借り手の匿名化」といって、借り手が誰かを投資家に知らせることは禁止されていました。
自分のお金を貸す相手がなんという名前の会社か分からない。
業者の先がまったく見えない時代でした。
プチ解説 借り手とは?
業者と経営者を徹底調査
借り手が見えないということは、業者と借り手の間でいくらでも不正ができるということです。
そうである以上、ソシャレンの最重点は業者と経営者の信頼性。
そう考えた僕は業者と経営者を徹底的に調べました。
特に経営者については、旧TwitterやFacebookを最初の投稿からすべて見るなど、ストーカー同然の行為を。笑

おまわりさん~
情報が出てこない
グリフラについても数日かけて徹底的に調べたのですが、社長の中久保氏の情報がほとんどといってよいほど出てこないのです。
経歴が不明な部分が多く、会社を1社潰しているのですがその経緯も不明。
他の業者の経営者に比べて、出てくる情報が極端に少ない。
意図的に隠しているのでは?と思うほど情報が出てきませんでした。
なにかおかしい
そこで感じたのが違和感です。
「あれ、なんかここ、おかしいぞ?」
事業内容に無理があるとか、財務状況が悪いとか、そういう具体性や根拠のあるものではない。
漠然と直感的に「ここたぶん、手を出したらダメだわ」と感じたのです。

第六感的な。
違和感が当たった
被害額100億円超の経営破綻
その結果は上述の通り。
僕が投資を始めた週の金曜日、2018年6月8日にグリフラ事件が勃発。
127億円の元本の多くが投資家に戻ってこないことに。
被害額2位のトラストレンディング事件の倍以上という、ソシャレン史上最大の悲劇となりました。

元本毀損か…
業者に感じる違和感
ソシャレン、不動産クラファンを長くやっている人、特に業者や経営者を深堀りして調べる人は、おそらく僕の言っていることが分かると思います。
調べていて、なんかおかしいな、手を出したらダメっぽいな。
理屈では説明できないんだけど、ここはやめたほうがよいと感じることってありますよね?
違和感が当たることがある
僕は「匂いが良くない」と表現するのですが。
違和感を感じて手を出さず、あとになって、あぁ、やっぱりなとなったことが何度かありました。
以来、この感覚を大切にしています。
違和感が常に正解ではないが
ハズレることのほうが多い
もちろん、違和感が常に当たるわけではありません。
特に僕は小心者でリスク許容度が低いので、ちょっとの違和感でも危険認定してしまいます。
匂いが良くないと感じても大丈夫だった業者の方が圧倒的に多いです。
それでも違和感は大切
ただ、それでも当たるときはありますし、実際に違和感のおかげでグリフラの被害に遭わずに済みました。
過度な警戒は逆にチャンスを逃すことになりますが、今後も違和感は大切にしたいと思っています。

安全対策です!



















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