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蓄電池案件はソーシャルレンディングの方が安全なのか?

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蓄電所の開発に関連する蓄電池案件は、不動産クラファンよりもソシャレンのほうが安全とされます。

本当にそうなのでしょうか?

案件ごとに見てみると必ずしもそうとは言えないようです。

タロウさん
タロウさん

一概には言えません!

 

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この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで500件を超える案件に3億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

蓄電池案件はソシャレンの方が安全とは限らない

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不動産クラファンの蓄電池案件はハイリスク

一般に不動産クラファンの蓄電池案件はリスクが高いです。

実際の案件を例に説明します。

プチ解説 案件とは?

 

トーチーズ32号案件

トーチーズ32号案件のイメージ画像

トーチーズ32号案件の概要は以下の通りです。

  • 利回り:18.0%
  • 運用期間:10カ月
  • 募集総額:5億1,678万円
  • 募集時期:2026年4月20日

プチ解説 利回りとは?

プチ解説 運用期間とは?

 

土地を蓄電所用地として転売

この案件では福岡県福津市の土地を取得し、蓄電所用地として整備し価値を高めて売却します。

売却益を分配するキャピタルゲイン型の案件です。

プチ解説 分配とは?

プチ解説 キャピタルゲイン型とは?

左野くん
左野くん

価値を高めて高く売る。

 

売れなければ元本毀損確実

安く仕入れて高く売る。

つまり、取得した土地の元の価格は安かったということです。

この案件の土地の価格は地価公示を元に算出すると7千万円足らず

実際にはもう少し高くなるはずですが、募集額の5億円にはまったく届きません。

蓄電所用地として売れれば高値がつくというだけ。

もし蓄電所用地として売却できなければ、そこに残るのは7千万円足らずの土地だけです。

元本毀損は確実でしょう。

プチ解説 元本毀損とは?

 

ハイリスク・ハイリターン

不動産クラファンの蓄電池案件は安い土地を取得し蓄電所用地として価値向上。

売却できれば売却益がっぽりゲット。

売却できなければ二束三文の土地しか残らず元本毀損確実。

ある意味、リスクとリターンのバランスが取れたハイリスク・ハイリターン型と言えます。

右田さん
右田さん

合理的ではあるよね。

 

ソシャレンの蓄電池案件のほうがローリスク

次にソシャレンの蓄電池案件の例としてCAPIMA80号案件を見てみます。

 

CAPIMA80号案件

CAPIMA80号のイメージ画像

CAPIMA80号の概要は以下の通りです。

  • 利回り:10.0%
  • 運用期間:12カ月
  • 募集総額:7,000万円
  • 募集時期:2025年11月17日

 

土地を担保に蓄電所事業者に融資

この案件で借り手は静岡県湖西市で蓄電所の開発を計画する蓄電所事業者です。

開発資金としてこの事業者に融資を行います。

この融資に伴う担保は埼京線戸田駅最寄りの住宅街にある土地です。

CAPIMAの担保の土地の写真

プチ解説 借り手とは?

プチ解説 担保とは?

 

返済できなければ担保処分で融資回収

仮に借り手が発電所開発に失敗し返済できなくなった場合、CAPIMAは担保を処分して融資を回収します。

不動産クラファンの場合と違って二束三文の土地ではありません。

担保評価が間違っていない限り、融資は回収できるでしょう。

 

不動産クラファンより低リスク

不動産クラファンの蓄電池案件では蓄電池事業の成否が元本償還に直接影響します。

実態は不動産事業への投資ではなく蓄電池事業への投資です。

これに対してソシャレンの蓄電池案件は蓄電池事業が失敗しても担保で元本を回収できます。

蓄電池事業の事業リスクと切り離されている点が、不動産クラファンとの決定的な違いです。

失敗した場合に残るのが二束三文の土地ではなく融資回収につながる土地である点で、蓄電池案件はソシャレンのほうが低リスクと言えます。

左野くん
左野くん

事業がポシャっても大丈夫。

 

ソシャレンでもリスキーな案件はある

ただし、ソシャレンならば例外なく大丈夫なわけではありません。

AGクラファンの案件を例に説明します。

 

AGクラファン蓄電池1号案件

AGクラファン蓄電池1号案件のイメージ画像

AGクラファン蓄電池1号案件の概要は以下の通りです。

  • 利回り:9.0%
  • 運用期間:12カ月
  • 募集総額:4億9,800万円
  • 募集時期:2026年4月15日

 

土地と蓄電池を担保に蓄電所事業者に融資

この案件ではさきほどのCAPIMA同様に蓄電所事業者に開発資金を融資します。

事業者は蓄電所の売却代金で返済する予定です。

事業者が取得する開発用地と蓄電池設備を担保とします。

 

担保を売却できるのか?

仮に返済できなくなった場合、担保を売却して融資を回収することになるのですが。

担保の土地があるのは埼玉県熊谷市の中心部から5km離れた田園地帯です。

担保の土地の写真

 

担保評価額が正しいとして、はたして買い手はつくのでしょうか?

買い手がつかなければ売却はできず融資を回収できない。

つまり、元本毀損です。

右田さん
右田さん

売れない担保の価値はゼロ。

 

ソシャレンならば低リスクとは限らない

確かにこの案件も蓄電所事業の事業リスクと切り離されている点ではCAPIMAと同じです。

しかしながら担保が売れないという別のリスクがあります。

「担保がある=元本を回収できる」ではありません。

この点でソシャレンの蓄電池案件=低リスクとは限らないのです。

 

一つ一つの案件をしっかりチェック

蓄電池案件は不動産クラファンよりソシャレンのほうが安全は一般論としては間違っていません。

とは言え、ソシャレンでも内容によっては低リスクでない場合もあります。

「ソシャレン蓄電池ならば大丈夫」ではなく、案件の内容をしっかりチェックしましょう。

タロウさん
タロウさん

単純判断はアウトです!

 

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