昨年のヤマワケエステート、LEVECHY、FUNDI、今年に入ってからのvictory fund、わかちあいファンド。
不動産クラファンで続くトラブルを受けて、投資家の業者に対する評価基準が変わりつつあります。
不動産クラファンは今、大きな岐路に立っているのかもしれません。
投資家の変化と注意すべき点を考えます。

変革期です!
最新のキャンペーン情報です。

タップできる目次
不動産クラファン業界の変化と注意点

不動産クラファンで続くトラブル
不動産クラファンは2018年に始まりましたが、長きに渡り大きなトラブルはありませんでした。
それが2025年3月にヤマワケエステート札幌宮の森案件で償還遅延が発生。

その後、LEVECHY、FUNDIと他社に広がり、今年に入ってもvictory fund、わかちあいファンドと続いています。
プチ解説 案件とは?
プチ解説 償還とは?
プチ解説 遅延とは?

ガラッと変わったよね。
不動産クラファンを見る投資家で起きた変化
トラブルの多発を受けて、投資家側でいくつかの変化が起きています。
評価軸の変化
2025年3月以前の不動産クラファンはトラブルなしだったため、多くの投資家は警戒感をあまり持っていませんでした。
特にポイ活やSNSから入ってきた投資家の中には、不動産クラファンをお金を振り込めば増えて戻ってくるオトクなアプリのように見ていた人が少なくなかったと感じます。
それゆえリスク意識は極めて弱く、業者、案件の選択基準は利回り一辺倒でした。
プチ解説 業者とは?
プチ解説 利回りとは?

利回りしか見ていない。
それがトラブル多発で景色が一変。
業者、案件の評価軸が利回りから安全性、信頼性、透明性に激変しようとしています。
もちろん、依然として利回りしか見ていない投資家はいます。
しかし、利回りよりも安全性などを重視する投資家が増えていることは間違いありません。
評価基準の変化
評価基準については情報発信の重要性が増しています。
具体的な業者で見ると、らくたまなど情報を積極的に発信する業者の好印象化。
利回り不動産など不都合な情報を発信する業者、投活など運用状況等を定期的に発信する業者への評価も高まっています。
カザフスタンで評価を下げたTECROWDも以前とは違い、運用状況などを積極的に発信するようになりました。
プチ解説 運用とは?
一方でわかちあいファンドは不都合な情報を積極的には発信せず、それまで雄弁だったX公式は沈黙。
投資家の評価基準の変化についていけなかったと言って良いでしょう。
疑いの目がさらに強く
また、業者や業界全体に対する投資家の警戒感、不信感がさらに高まっているのかもしれません。
以前にも増して疑心暗鬼、猜疑心が強くなっています。
つい先日のFUNDIの社名変更でも、何かあったのかな?ではなく、何かやらかしているのでは?という反応がSNSでは見られました。

業界が信頼されていない…
ベースにあるのは信頼感ではなく不信感
投資家の中には不動産クラファン業界、業者への不信感がまずある。
不信感がベースにあって「でも◯◯fundingは大丈夫」と。
信頼感がベースにあって「◯◯fundingは大丈夫」と思っているわけではない。
それゆえ、ひとたびトラブルが起こると「◯◯fundingは違うと思っていたのに!」と裏切られた感が噴出。
信頼感が拭い去られ、ベースにある不信感が全面に出るわけです。
ヤマワケエステート等や一部業者の代表者に対する評価はその典型でしょう。
投資家が注意すべき点
マーケティングに踊らされない
ここで考えたいのは、なぜ多くの投資家がヤマワケエステートやFUNDIに投資したかです。
両社の運営開始時の大人気状態を見て、人気がある!、良さげ!、みんなやってる!で投資した人が多かったでしょう。
では、その人気は両社の実力によって作られたものだったのか?

違うの?
運営開始直後の実績ゼロの状態で、どうやって実力を評価するというのでしょうか。
明らかにマーケティングによるものです。
両社の人気は実力で作ったものではない。
金を突っ込みマーケティングで作った虚像の人気だったのです。
人気がある、評判が良い、みんなやっている。
これらが業者を選ぶ基準、投資の判断基準として誤りであることを、投資家は改めて認識すべきではないでしょうか。
ファクトベースで判断する
もう一つ訴えたいのは、ファクトベースで判断することの重要性です。
わかちあいファンドの一件で、「信頼性が高いと思っていた」といった声がSNSで多く見られました。
これには非常に違和感があります。
なぜ会ったこともないのに信頼できるのか?
信頼できるほど長期に渡ってわかちあいを見てきたのか?
そもそも我々に人を見る目はあるのか?
我々が選んだ国会議員を見れば、日本人に人を見る目がないことは明らかです。

耳が痛い。
もちろん、信頼することを全否定する気はありません。
しかし、我々の信頼が精度の低いものである以上、ファクトベースでの判断もセットで行うべきです。
では、ファクトベースでわかちあいファンドを見るとどうなのか?
注力していた別荘案件は自社の本業、得意分野とは関連のないものでした。
直近の財務を見ると自己資本比率はわずか3%、負債比率は3,600%に至ります。
僕がデータを取っている業者の中で、負債比率が2,000%を超えているのはわかちあいファンドだけ、ダントツのワーストです。
わかちあいファンドで償還遅延を食らっている人たちは、こういった事実は把握していたのでしょうか?
信頼感などといった漠然としたものではなく、事実をもとに判断すべきです。
不動産クラファンの変化に対応しよう
投資家の関心が利回りから安全性、信頼性、透明性に大きく変化。
これに合わせて業者も変わらざるを得なくなるでしょう。
変化が生まれる以上、我々投資家も変わらなければなりません。
利回りは数字で簡単に分かった。
では、安心、信頼はどうすれば分かるのか?
「◯◯fundingは信頼できそう」、「◯◯さんは誠実そう」といった牧歌的な判断はもはや通用しません。
安心、信頼できる業者を見極める目、それと同時に、安心、信頼できるとした自分の判断を過信しない冷徹さもまた求められるのではないでしょうか。

我が身を守るためです!



















コメント